お1人様ニート満喫プラン、この夏の最後に
ジャズのライブイベントを見に行ってきました。
8月末に札幌で毎年開催されているこのイベント
SAPPORO CITY JAZZ North JAM Session
開催期間約2か月の間に札幌各所で色んなライブが催されるのですが
(主に大通り公園、僕は今年2度見に行きました)
毎年、8月の終わりに複数のアーティストを集めた最後の野外ライブが開催されます。
場所は『芸術の森』というところ。
札幌の郊外にありまして、僕も子どもの頃から何度も訪れている
なじみ深い場所です。
札幌市民には「ゲーモリ」の愛称で親しまれています。
毎年8月末に開催されるこのイベント
ここ数年は見に行ってますが、
例年は2日間の開催だったのに、
今年は1日のみと縮小されてちょっと残念でした。
今年のアーティストは以下のメンバー。
・原田知世
・本田雅人B.B.STATION with special guest Marlene
・矢野顕子トリオ featuring ウィル・リー&クリス・パーカー
・TOWER OF POWER
時間は午後1時から8時まで。
椅子指定席が8,000円で、芝生自由席が6,000円。
僕はいつも芝生の自由席の方にします。
芝生の好きな場所に自由にレジャーシートを引いて、
音楽を堪能できるので好きなシステムです。
お客さんの年齢層はかなり高め…。
先日の「ライジングサンロックフェスティバル」と比較すると、
30~40歳近く上になるのでは?というくらいです。笑
去年なんかはJPOPで人気のJUJUなんかが来ていたので
若い女性のお客さんも多かった気もしますが、
ただJUJUさんもヒット曲は一切封印して
ジャズのスタンダードナンバー中心に歌っていたので
JPOPライブを期待すると肩すかしを食らいそうです。
で、今年の感想を書いていきたいと思いますが、
今年も全体に中々満足でした!
※写真は、会場内は撮影禁止で他の所撮ればよかったのですが
忘れてしまったので、文章だけでごめんなさい。。
まず原田知世さんですが、
見れなかったです。。(汗)
行く途中に仕入れしたい誘惑に負けてしまい
ブックオフで時間を食ってしまいました…。
まあ1万円程の見込み利益は取れたので良いのですが^^
それはともかく、
原田知世さんて歌うイメージがあまりなかったので
見てみたかったのですが、今回は残念。
2組目のアーティスト、
「本田雅人B.B.STATION with special guest Marlene」
から参加しました。
いやあ今年はほぼ本田雅人さん目当てで行きましたが、
かなり良かったです。
昔から好きなんですよ。
(といっても最近はちょっと離れてはいましたが…)
本田雅人さん知ってますかね?
元T-SQUAREに在籍した過去を持ち、
ジャパニーズフュージョン界で日本を代表する
凄腕サックスプレイヤーです。
名前は知らなくても、ワイドショーなんかの情報番組で
昔からその楽曲が頻繁に使われてるので
日本人なら一度は曲を耳にしたことがあるのでは?というレベルです。
本田雅人さんを生で見るのは2回目。
1度目は13年程前。本田さんが参加した「フォー・オブ・ア・カインド」
(以下:FOAK)というバンドのライブを大阪に見に行った時以来です。
FOAKも僕は大好きで、活動期間は確か1~2年程で終了、
(ベースの青木さんが亡くなってしまったので)
オリジナルアルバム2枚しか出してませんが、今でも聴く頻度は高いです。
今回の本田さんのMCでもFOAKの名前を出されてまして、
なんとFOAKでもこのゲーモリの同じ場所で過去にライブをしたそうで、
本田さんがここへ来るのはそれ以来だそうです。
おそらく、僕が見た13年前と同じころだと思うので、
なんとなくシンパシーを感じました^^
そして、前回のFOAKライブでは本田さん自身の曲は聴けませんでしたが、
今回のセットリストでは鉄板曲を何曲もやってくれて
大満足でした。
B.B.STATIONというビッグバンドの大迫力なバック演奏を従えて、
昔から聞いてる曲を生で聞けて最高でしたね。
ただ本田さんMCは・・・ボソボソと何言ってるかわからないw
まあ、それも魅力な気もします^^
トークは流暢でない方が楽器一本で勝負してる感がありますし(小並感)
そしてライブ後にはなんと、
客席エリアの中にある出店横のテントで「サイン会」が催されます。
サイン会は毎年、出演アーティストのうち数組が行います。
CDを買ったら参加できるというもの。
アーティストとの距離が近いのもこのライブイベントの魅力の一つですね。
多分、お客さんの年齢層が高いから万一アーティストに危険が及ぶリスクも低いと
判断されるのではないかと、個人的に思いますw
あと、こんな言い方をするとあれですが、後半に登場する大物アーティストは
あまりサイン会はしない傾向ですね…
で、僕は本田さんを間近で見てみたくて、
CDも買わずに、かなり真横まで近づいて
少しの間サイン会を見ていました。
迷惑にならない、注意されないギリギリのところw
この辺のずうずうしさはせどりで変に鍛えられた部分があります…。
で、昔からイケメンだとは思っていたが、
間近で見るとやはり超絶イケメンだ。。
昔はイケメン若手サックス奏者でしたが、
もう結構いい歳になられたので、かっこいいオジサマといった感じ。
1人1人とかなり丁寧に時間をかけて会話されてました。
いや~僕もCD買って話せばよかったな…と少し後悔しています。
そして僕はその場を後にし、
横のテントでビールを購入していたところ、
なんと、サイン会を終えた本田さんが僕の真横に来て、
自前のデジカメ?で会場の様子を撮影していました!
すると、テントのスタッフのお姉さんが本田さんに…
お姉さん「お客さま、会場内の撮影はご遠慮ください~」
本田さん「僕、お客じゃないので…」
お姉さん「し、しつれいしました…!」
…多分、僕くらいしか聞いてないやりとりでしたが、
心の中でメッチャ笑いましたw
レアなもの見たわ~。
バンドメンバーならまだしも、
フロントマンをお客さんと間違えるなんて
お姉さん大失態ですよw
で、本田さんのネタはそれくらいで、
次は有名は矢野顕子さんです。
登場するなり、すぐにあの特徴的な歌声で
会場の空気を鷲掴みにします。
矢野顕子さんは僕はあまり詳しくないですが、
最初は歌声に魅了されるものの、
やはりピアノ演奏のテクニックが半端じゃないですね~。
聞いたことあるような曲はあまりなかったですが、
3ピースで結構ノリノリの激しめの曲も多くて、
僕の抱いていた矢野顕子さんのイメージとは
良い意味で違ってとてもよかったです。
MCも上手ですね~。
全体に、大物アーティストの貫録あるステージといった
印象を持ちました。
そしてトリのアーティストは海外からの大御所、
今年は「TOWER OF POWER」。
毎年トリには、こんな人が出るの?と結構びっくりするような
外タレの大物アーティストが出演します。
昨年は巨匠ハービー・ハンコックが来て、
非常に盛り上がりました。
このフェスは1アーティストの持ち時間1時間30分と、
一般的なフェスより長くやってくれるので、
これだけでもチケット代6000円の価値は十分にありますね。
ラストステージはもう日も落ちて雰囲気もムーディーになり、
観客みなオールスタンディングでノリノリで盛り上がります。
おっちゃん、おばちゃん元気やな~という感じ^^
(まあ若者みたいなモッシュはさすがにないですがwジャズのライブですし。)
僕も最後は前方の方に行って
ノリノリで踊って楽しみました。
そんな感じで、毎年楽しみにしているこのライブを
今年も堪能してきました。
また来年も楽しみ。
飲食には4500円程使いましたね。
ビール6杯も飲んでしまった…。
さて、そろそろ遊び歩くのもほどほどに
お仕事がんばっていこうと思います。。